すっぽんは食べるだけではない?すっぽんの楽しみ方とは?

食べるだけじゃなかった!すっぽんの意外な楽しみ方

すっぽん

「すっぽん」といえば「料理」。滋養強壮に効果大とされるすっぽんには「食べる」イメージが定着していますが、実はペットとして「飼育」することができます。食べるだけじゃない、今回はすっぽんを「飼育する方法」についてまとめてみました。

 

まず、入手方法。すっぽんはペットショップで手に入ります。野生のすっぽんは全国に分布し、川や沼、池などに生息していますが、めったに遭遇することはありません。また攻撃性が強いのが特徴です。

 

すっぽんは神経質な生き物で、水温や水質管理をきちんとしないとすぐに病気になってしまいます。低温には強くないので、特に冬場は適度な保温が必要となります。体を埋めるための砂を深めに敷いてあげると、飼育環境がよくなります。

 

エサには、タニシや小魚などの生餌を与えます。亀用の配合飼料でも育ちますが、栄養過多になりやすいので与え過ぎには注意が必要です。

 

凶暴な性格とされるすっぽんですが、小さいころから飼い慣らすと人に噛みつくことはほとんどありません。万が一噛まれた場合は、絶対に無理やり引き剥がそうとせず、水の中にそのまま入れてあげましょう。すんなりと口を緩めてくれます。

 

うまく育てれば人間と同じくらいの寿命を持つすっぽん。飼い始めれば、家族の一員として欠かせない存在になるかもしれません。

 

すっぽんと亀、臆病なのは実は…

その栄養価の高さから滋養・強壮にうってつけ、と注目されるすっぽん。亀の仲間であることはその外見からも容易に推測されるのに、亀とは一線を画する、その違いを探ってみました。

 

まず、すっぽんと亀の最も大きな違いの一つは「甲羅」。ご存知の通り、身を守る鎧の役割を担うため、亀の甲羅はとても固いです。一方、すっぽんの甲羅は柔らかいです。

 

亀の甲羅は背骨が変化したものであるのに対し、すっぽんの甲羅はゼラチン質でできており、なんと皮膚の一部なのです。すっぽん鍋に甲羅を入れれば、甲羅のゼラチン質(コラーゲン)を無駄なく溶かし出すことができるという訳です。

 

甲羅の違いは生態の違いに直結します。亀は危険を察知したら、瞬時に固い甲羅の中に首や手足を引っ込めて身を守ることができます。それができないすっぽんは、強靭な顎を持ち、噛みつくことで外敵から身を守るのです。

 

また「甲羅干し」という言葉があるくらい、池で日光浴をする亀の姿はおなじみですが、すっぽんはめったに陸上に上がることはありません。「甲羅干し」には、体温調整・病気予防・甲羅の形成に必要なカルシウムを消化吸収する、という目的があります。

 

しかし、甲羅が皮膚でできているすっぽんには、基本的にはその必要がありません。固い甲羅で守られる安心感もなく、必死に噛みつくことだけが身を守る手段。凶暴な性格と言われるすっぽんですが、実は亀よりずっと繊細で臆病なのかもしれません。